昨今のコロナ禍の医学部受験状況と医学部予備校の必要性

医学部予備校ナビ

コロナ禍の医学部入試とおすすめ医学部予備校を紹介

コロナ禍の医学部入試とおすすめ医学部予備校を紹介

大学入試改革が導入された2021年度は、コロナ禍という異様な状況下での受験でした。2年目の2022年度はどのような影響があったのか、国公立医学部・私立医学部それぞれの受験状況について見ていきましょう。

コロナ禍で2022年度の医学部受験はどう変わった?

コロナ禍で2022年度の医学部受験はどう変わった?

共通テスト元年だった2021年(令和3年)は、志願者数は全体で535,245人(前年比約22,454人減少)。実際の受験者数が484,114人(前年比42,958人減少)でした。

2022年度は志願者数が530,367人、実際の受験者数488,384人となり、昨年より志願者数は約5,000人減少して、受験者数は約4,000人増加しています。

昨年度は受験率が(志願者数に対する実際の受験者数の割合)が90.4%で過去最低でしたが、学校推薦選抜や総合型選抜などで一足早く 合格を決め、試験会場での一般選抜を回避する生徒が多かったことも受験率低下の一因とみられています。

今年度は受験率が92.1%で上昇しているものの、2020年以前と比べれば受験者数は減少しており、やはり2022年度もコロナ禍の影響があったと言わざるを得ない状況です(参考:「2022年度大学入学共通テスト概況分析」河合塾)。

共通テストの平均点が大きく低下した

大学入試センターが発表した2022年度共通テストの実施結果によると、平均点が低下した科目が多くなっています。

特に下がったのが生物の48.81点と化学の58.90点で、どちらも過去最低値。数学Ⅰ・Aが37.96点で昨年より約20点も低くなっています。

理系の生物・化学・数学の平均点が低いことから、医学部を志願する受験生は少ないと思われていましたが、ふたを開けると医学部志願者は昨年よりも増加していました。

国公立医学部の志願者が増えたのは、コロナ禍で就職が厳しくなることが予想されるなか、医師というやりがいがあって安定した職業を目指す受験生が多いからです。

私立大学医学部は繰り上げ合格が増加

一方、私立大学におけるコロナ禍の影響はというと、2021年度は「繰り上げ合格」がよく回ったことでした。

繰り上げ合格とは、正規合格した人が入学を辞退した場合に、大学としてはその欠員を埋める必要があるため、補欠合格者に入学許可を与えるシステムのことで「追加合格」ともいいます。

繰り上げ合格が多い大学というのは、第一志望校の併願校として選ばれることの多い大学です。

国公立医学部と併願することの多い慶應大学、東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本医科大学などの上位校は例年ある程度の繰り上げ合格者を出しています。

2021年度は全体的に志願者数が減ったことと複数校と併願する受験生が多かったこと、それに外国人留学生がいなかったことから定員割れする大学が多く、補欠合格者全員が繰り上げ合格するという異例の事態が見られました。

2022年度も状況は変わらず、北里大学や岩手医科大学などは補欠合格者が全て回っています。

コロナ禍で増加した私立の繰り上げ合格は、今後も続く可能性があるといわれます。

繰り上げ合格者は入学後に正規合格者と扱いが違うのではないと心配する人もいますが、決して不利な扱いをされるようなことはありません。志望校選びをする際は繰り上げ合格の多い大学も候補に入れて検討してみましょう。

今後はさらに医学部予備校の必要性が高まる

今後はさらに医学部予備校の必要性が高まる

共通テスト2回目になる2022年度の試験では平均点が大きく低下したと前述しました。

それは大学入試改革の趣旨である「思考力・判断力・表現力」を評価する方向性が1回目よりも明確になったため、高得点者層が減ったことが原因と言われています。

共通テストでは、早く解く計算力や暗記力だけでは太刀打ちできない問題が増えたということです。

こうした試験情報については受験生が一人で収集し、分析するのは難しいものです。

共通テストで高成績を上げるには、共通テストを徹底的に分析して出題傾向を的確に把握している医学部予備校に通うのが最強の受験対策です。

さらには、収束の見通しが立たないコロナ禍の中で、多くの受験生は様々な不安やストレスを抱えながら日々戦っています。

どんなに学力があっても不安を抱えながらでは力を出し切ることは困難です。受験本番までモチベーションを維持できるようにメンタル面からもサポートをしてくれる指導者が欠かせません。

その意味でも医学部予備校の必要性は今後ますます高まるといわれています。

医学部予備校は合格実績が豊富で、個別に丁寧な指導とサポートが受けられる分学費は高め。

しかし、難関受験大学である医学部に合格するためには必要不可欠であり、多くの受験生が毎年大手から移っているのが現状です。

学費が高いという方は、苦手科目や志望大学対策という位置付けて単科講座を受講するのも学費負担を抑える1つの方法です。

学費だけで医学部予備校を選択肢から外さず、授業体系やコースを上手く活用して対策していきましょう。

自分に合った医学部予備校を選ぶためのポイント

自分に合った医学部予備校を選ぶためのポイント

医学部予備校は、その名の通り医学部に特化した予備校ですが、医学部予備校に入れば合格できるというものではありません。

医学部予備校も選び方を間違えると学力アップどころか、逆に低下を招いてしまうことがあります。医学部予備校を選ぶ際は、次の点を心得ておきましょう。

合格実績よりも自分との相性を重視する

医学部予備校を選ぶときは合格者数や合格率など、実績を重視しがちですが、どんなに合格実績が豊富な医学部予備校でも、自分と相性の悪いところでは結果を出すことは期待できません。

大勢の中で勉強するのが苦手な人に集団授業がメインの大手予備校は向いていませんし、ライバルと切磋琢磨することで伸びていくタイプの人なら駿台のような大手予備校の医学部コースが適しています。

最近は、コロナ禍の影響でどの医学部予備校もオンライン授業を取り入れています。オンライン授業も、教室での対面授業と変わらない質の高い指導を受けられるので利用者が増えています。

医学部予備校のオープンキャンパスに参加して見学する

医学部予備校を選ぶ際は、webサイトやパンフレットなどを見て安易に決めるのではなく、医学部予備校が開催するオープンキャンパスや説明会に参加して、校舎内の雰囲気、講師の指導の仕方、他の受験生の様子などを自分の目で確認したうえで決めることが大切です。

また、自分が目指す大学への合格実績が豊富な医学部予備校を選ぶの重要。

最後に今人気の医学部予備校一覧を掲載しますので、通いたいと思う医学部予備校を数校ピックアップして資料請求するところから始めてみましょう。

おすすめの医学部専門予備校18選の特徴を一覧で紹介

医学部予備校メビオ

特徴 40年の歴史がある大阪の名門予備校。学費は高いが京大出身のプロ教師が常住で関西の大学に強い
所在地 大阪市中央区石町2-3-12 ベルヴォア天満橋
電話 0120-146-156

医学部予備校メディカ

特徴 徹底した反復学習主義で1年合格を実現
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-7-8 千駄ヶ谷尾澤ビル
電話 03-5412-6585

医学部受験予備校YMS

特徴 効率化とオーダーメイドを両立させた独自の指導法
所在地 東京都渋谷区代々木1-37-14
電話 03-3370-0410

医学部予備校クエスト

特徴 定期的に行われるメンタルケアを兼ねたクエスト塾長面談が特徴
所在地 新宿区西新宿7-23-13 クエストビル
電話 03-5389-7727

医学部予備校ビッグバン

特徴 年間2700時間の学習時間とフォロー体制で多数の合格者を輩出
所在地 東京お茶の水校:東京都千代田区神田駿河台2-5 村田ビル4F
電話 03-3219-3755 

医学部予備校ウインダム

特徴 月1回のマンスリーテストが生徒のモチベーションアップにつながる
所在地 東京都渋谷区渋谷3-2-3 帝都青山ビル3F
電話 03-5469-8578

医学部予備校PMD

特徴 圧倒的な演習と解説で単なる「知識」から「解ける」に導く
所在地 福岡県福岡市中央区大名2丁目11−25 新栄ビル 6F
電話 092-406-7088

医学部予備校リニア

特徴 個々人の学力レベルに合わせて完全に理解できるまで徹底指導
所在地 大阪府大阪市北区角田町1−20 フキヤビル4F 
電話 06-6949-8016

医学部予備校ACE Academy

特徴 塾長自身が医師で、割安な学費で国立大学も目指せる専門予備校
所在地 東京都千代⽥区神⽥⼩川町1丁⽬6−1
電話 問合せはフォームから

医学部予備校インテグラ

特徴 生徒の個性に合わせて編成した完全オーダーメイドのカリキュラム
所在地 東京都千代田区飯田橋1-10-3 2F
電話 0120-59-1427

医学部予備校ポッシブル

特徴 医学部受験を研究する講師の会が立ち上げた私立医学部専門の予備校
所在地 東京都渋谷区渋谷2-10-15 エキスパートオフィス渋谷
問合せ 03-6416-8595

医学部予備校シナプス

特徴 少人数制で「いつでも相談、質問できる」環境づくりを徹底
所在地 東京都品川区東五反田4-8-7
電話 03-6450-4807

医学部予備校メルリックス学院

特徴 私立大学専門の医学部予備校で推薦入試合格実績が豊富
所在地 東京、大阪、名古屋
電話 0120-142-760(渋谷本校)

医学部予備校biseki

特徴 大手予備校や有名進学校の現職講師による1対1のマンツーマン授業
所在地 福岡市中央区渡辺通5-6-18 コモダスパッソ510号 
電話 0120-508-708

医学部予備校メディカル・ラボ

特徴 医学部予備校業界No.1の合格実績を誇る河合塾系列の完全個別指導専門予備校
所在地 全国28校舎
電話 0120-456-260(東京お茶の水校)

医学部予備校The Independent

特徴 浪人生に特化した私立医学部専用の予備校で、地方出身者が7割を占める
所在地 東京都渋谷区代々木1丁目13-9 アン・クロイワ 503
電話 03-5309-2194

医学部予備校レユシール

特徴 苦手な科目に絞って基礎から学べる単科コースが人気
所在地 東京都千代田区内神田1-5-11 セントラル大手町202
電話 03-6822-4402

医学部予備校レクサス教育センター

特徴 「その日の学習はその日のうちに完成させる」が教育メソッド
所在地 東京都渋谷区桜丘町18番4号 二宮ビル4F
問合せ 03-3477-1306

【まとめ】

2022年度の医学部受験状況について見てきましたが、2023年度も同様の状況が続くと予想されています。

2023年度は、高校1年生の時からコロナ禍の影響で休校やオンライン授業などを余儀なくされてきた受験生が入試に臨むことになります。

経験したことのない厳しい状況下で受験勉強に取り組まなければならないのですから、特に医学部受験に精通したプロの指導とメンタル面でのサポートが必要になります。

医学部予備校ではどのような指導方針で、どのようなサポート受けられるのかを知るために、その医学部予備校の合格体験記に目を通すことも有効です。

コロナ禍での受験を乗り切ってきた先輩の声を参考にして、自分に最適な医学部予備校を選ぶようにしましょう。